パパママぼくの脱原発ウォーク in武蔵野・三鷹 「希望のエリア平和宣言」 2016年8月
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希望のエリア平和宣言

 また8月がやってきました。あの戦争から71回目の敗戦の夏です。
 私たちは、広島、長崎、沖縄はもちろん、あの戦争により亡くなられた全ての方々の事を決して忘れずに、命と平和のバトンを次の世代へ繋げていく責務があります。
 人は人と繋がり、愛し合い、より良く暮らすために毎日を生きています。家族や友人と語らい、食事をし、笑ったり喜んだり落ち込んだり怒ったりしながら過ごす毎日にこそ、本当の幸福があるべきです。そのためには、憲法前文にあるように恐怖と欠乏がない平和な社会であることが欠かせません。
 
  私達は平和に生きる権利を持ち、平和の内に生まれ、平和の内に人生を全うする権利を持っています。そして平和を創り、平和と命を守るための道具は、武器ではなく、私たち人間の小さくても大きな一人一人の願い、そして力だと確信しています。

 二度の原爆をはじめとする各地の空襲の被害、沖縄での地上戦による日本の民間人の犠牲者は50万とも100万とも言われています。そして徴兵によって集められた軍人・兵士の犠牲者は200万人以上にものぼります。この数字に示される一人一人にはかけがえのない人生があり、夢や希望もあったはずです。戦争は、その夢や希望を根こそぎ残酷な形で奪いました。
日本は、戦争の大きな反省の立場から平和憲法を制定し守る努力をしてきました。この日本国憲法こそが私たちの不戦・平和の誓いそのものです。
そしてこの平和憲法は、国内外にあまたの犠牲を出した敗戦国日本だからこそ真摯に守り、世界にその意義を広めていく責務があると考えます。

 しかし、安倍総理は平和を望むたくさんの国民の声を無視し、大切なこの不戦の誓いを捻じ曲げ、捨て去ろうとしています。
沖縄では基地を拡大し、辺野古や高江のヘリパッドなど戦争の準備を着々と進めています。核兵器の元となる原発をまたもや再稼働させてしまいました。核兵器や武器も世界に輸出しようとしています。どれも命を脅かすとんでもない暴挙です。

原発も、核兵器も、基地も、武器も全て人権を蔑ろにし、人間の命を傷つけるものです。命を大切に出来ないものは、日本にも世界にも必要ありません。そして命を大切に出来ない国のリーダーも、もう必要ありません。

 福島では未だに10万人以上の方々が自宅に帰る事が出来ていません。ふるさとから引き裂かれ悲しい思いをする人々をもう作ってはなりません。
 希望のエリアでは毎週のように「命を守ろう!子どもを守ろう!」とたくさんの同じ思いの人たちが暑い夏も寒い冬もここで声をあげてきました。全国各地の方々と連帯してこの声はどんどん大きく広がっています。そしてこの声は国会の中へもとどろき、市民の力で政治そのものを変えようという大きな流れが出来ました。
 安倍総理はこの声をしっかりと受け止め、未来を担う子どもたちが二度と放射能や戦争の脅威に曝される事のないよう、リーダーとして真剣にこれら命の問題と向き合ってください。嘘で塗り固め、誤魔化し、原発事故が終わってしまったこと、なかったことにしてしまわないでください。
 私たちは、全ての人が平和のうちに暮らせる事を願って、ひとたび事故が起きると計り知れない被害をもたらす原発の即時廃炉を求めます。同じく計り知れない被害、惨劇を全ての人々にもたらす戦争に繋がる一切を否定します。
 私達の崇高の目的である平和に生きる権利を、高く掲げている日本国憲法が時の為政者によって都合よく変えられてしまうことのないよう、大切に守りたいと思います。
戦争も、原発もなくすためにここで何度でも何度でも声をあげ続けることを誓い、これを希望のエリア平和宣言とします。

2016年8月金曜日国会前希望のエリア一同

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